2019年7月17日:今週のかみーゆ的メモ
Mariah Carey、ホイッスルでキャップを吹き飛ばす
レジェンド過ぎて言葉が出てこない・・・。Challenge accepted! #bottletopchallenge pic.twitter.com/Rygijd6z5W— Mariah Carey (@MariahCarey) 2019年7月7日
JASRACが音楽教室に潜入調査
https://www.asahi.com/articles/ASM756DFSM75UTIL041.html (朝日新聞DIGITAL)著作権料に対するすさまじい執念・・・。それにしても著作物は著者の死後50年後にはなくなるはずなんで、モーツァルトやショパンを弾く分には問題ないから著作権料を徴収できないのでしょうが、「美女と野獣」っていうところがなかなかピンポイントに効いてきますね。てか、そもそもこの演奏周りの著作権の仕組み、複雑すぎるような・・。
https://www.kottolaw.com/column/001522.html (骨董通り法律事務所)
個人的な意見は差し控えさせていただきますが、まぁそれで誰も音楽の道を志さなくなったり、そもそも音楽を有料で聴こうとすらしなくなっても何も文句は言えないですよね。まぁ向こう数十年は大丈夫とか思ってそうですが。
Rolling Stone Chartsがようやくローンチ
http://djk2.hatenablog.com/entry/2019/07/09/003402 (チャート・マニア・ラボ)5月のかみーゆ的メモでも紹介しましたが、技術的な問題とか何とかでローンチが2か月ほど遅れていたRolling Stone Chartsがようやくスタートしました。
https://www.rollingstone.com/charts/songs/ (Rolling Stone)
YouTubeとエアプレイが集計されないということですが、元々スタートアップの企業Buzzangleが発表していたオリジナルのアルゴリズムを元にチャートが構成されているのがこのチャートなオリジナルなところなようです。どの地域で人気なのかやストリーミング再生回数が視覚化されてるなど、「透明性を高めている」というところでもビルボードチャートと差別化を図っている印象があります。
ただ、そこまで細かいデータを気にする人がたくさんいるのか謎ですけどね。今のところストリーミングサービスのチャートを見る以上のメリットを感じられないでいます。
それでもYouTubeとラジオの再生回数をチャートから抜いたのは英断というか、ある意味ビルボードチャートをこれまで形作ってきた2大要素でありながら、「本当の意味で信用できる」チャートと言えなくなってきていたビルボードの2大欠点を考慮せずに済んでいるなと感じています。
これは個人的な感情もありますが、私がビルボードチャートへの興味を失い始めたのが2014年~2015年くらいなんですね(YouTubeの再生回数がチャートに反映されるようになり、Apple Musicとかのストリーミングサービスが台頭し始める時期)。この少し前くらいからビルボードチャートって、実際よく集計方法やエアプレイとダウンロードの比率とかがころころ変わりまくってたんですけど、そこにストリーミングの再生回数も追加されて、より集計方法が複雑になっていて、ビルボード側もどういう集計方法が正しいのか確信がなかったのかなと思っていました(彼らには彼らなりの統計的考えがあるのだとは思いますが、過渡期だったので)。実際このくらいから、本当に「ビルボードチャートはいま流行っている音楽を反映できてないんじゃないか」という疑念を私は深めていました。
めちゃくちゃ人気だったAriana GrandeやDrakeがなかなかキャリアの初期で1位を取れないでいたことや、今まで目立った大ヒットがなかったアーティスト(最近ではBillie Eilishとかですけど)が突然すさまじい勢いでヒットしたりとか言う状況を生み出しているのは、やっぱりあの”複合的すぎる”チャートのシステムにも問題があると思うんですよね(もちろんArianaやDrakeはエアプレイが弱いとか他にも理由はいろいろありますが)。あまりにも要素が多すぎて、大衆の好みを反映させるのが難しくなってきているというか。逆に「本当にアメリカ人はこの曲知っているの?」みたいなよくわからない曲がヒットすることもありますし。
もちろんアメリカは広大で地域差があるのはわかるんですけど、それにしてもなぁという。そのせいで、めちゃくちゃ人気に思えたThe Chainsmokersが突然失速したりするわけですからね。チャートこさんも、Rolling Stoneチャートはよりファンベースを重視したものになっているとおっしゃってましたが、ファンベースの強固さがアーティストの将来を占ううえで重要なのは、最近のラッパーの躍進を見ても実感できるところです。つまるところ、The Chainsmokersは強固なファンベースが出来上がってなかったわけです。一方でオルタナティブ・チャートでのヒットがポップブレイクに繋がったりとか、ラジオをきっかけにしたヒットの興味深い事案もあるのはあるのですが。
あと、アメリカ人は若い人でも車でラジオを聞くからとかいまだに言っている人がいますけど、そんなことはみんなわかっていて。ただ状況は刻々と変わりつつあると思っているんですよね。もちろん今もラジオは相当数聴かれていると思いますけど、これまでの車社会を生きるアメリカ人がラジオを聴く理由って根本には「受動的に今流行している音楽を知りたい・聴きたい」というモチベーションもどこかしらにあったと思うんです。でも、みんな今はSpotifyとかなんらかのストリーミングアプリを持っているんだからそれで気軽にチャートとかの流行ってる音楽を聴ける(予めオフラインにダウンロードとか手間があるのかはしらないですが、たぶんみんなスマホのデータ容量の大きなプランを登録したりしててあまり気にしてない気がする)わけだから、ラジオ以外にもそういう選択肢は他にもあるのは明らかなんですよね。
そして、何よりも今はみんなPodcastを聴いたりしてるんじゃないかなぁと思います。もちろんYouTuberとかが今も相当稼いでいて人気だと思いますが、アメリカ文化で今一番盛り上がってきてるのはPodcastだなぁと肌で感じます(どんな??)。Joe RoganのPodcastがやはり一番人気なのかもしれないですが、セレブリティとかがどんどんPodcast始めたりゲスト出演してるのもそうだし、SpotifyがPodcast番組を配信できるようにしたなんてこともありました。実際成人の3人に1人は毎週1回はPodcastを聴くようになってるらしいですし(92%の大人が聴いているラジオよりは少ないですが)、大して音楽に興味がない人だったら音楽なんか聴かず、ラジオといってもニュース番組を聴くか、Podcastを垂れ流す方が自然な気がしてくるんですよね。実際2006年にPodcastが始まって以来、アメリカでは今年(若者に限らずというかむしろ年長者の方の伸びが大きかったようですが)最もリスナー数が増えたという報道も出ていました。
https://www.nytimes.com/2019/03/06/business/media/podcast-growth.html (The New York Times)
そんな中でどれだけラジオで流れているものやラジオで人気なものが信用できるものなのか謎なんですよね。大体ラジオって構造的にレーベルのゴリ推しとかが強め(それで昔はよく人気アーティストでもシングルカットする曲をミスしてコケることがあったわけですけど)なのに対して、ストリーミングはファンや熱心な音楽リスナーがヒットを作り上げていける構造になっているんですよね、相対的に。あとミレニアル世代が未だにラジオを聴いていると言っても、インターネット・ラジオの方が強くなってきているし、AM/FM的なのを聴いているわけではないとも思うんですよね。実際下の記事でも、「ラジオを聴いている」の”ラジオ”の範囲がかなり曖昧でよくわかりません。
https://qz.com/1094963/radio-survived-the-tape-cd-and-ipod-in-the-age-of-spotify-its-more-popular-than-ever/ (Quartez)
実際2017年のこの記事でも、ラジオで音楽を発見するのは今でもめちゃくちゃ人気なわけだけど(若年層はどうなの?な感じではある)、10年後もこの状況が続くかと言えば怪しいし、みんなスマートフォンのラジオを聴くようになったりする(つまりインターネットラジオに近い)んじゃないかとか、SpotifyやApple Musicのプレイリストが結局ラジオの役割を担いつつあるとも述べられています。っていうかこの時期でもすでに、Cardi B"Bodak Yellow"やMigos"Bad and Boujee"のストリーミング先行の大ヒット・現象化があったわけだから、そう考えるのが自然な気がしてきます。
そうなってくると、みんなが聴いているからと言って本当に今のラジオが大衆にとってのヒット曲を流してるの?ってなるというか(もちろんゴリ押し+(いわゆる)大衆の支持によってヒット曲は生まれるのですが)。そういうこと考慮してこれからのことを考えると、段々今のようなラジオは聞かれなくなってくるんじゃないかなって思っちゃうんですけどね。しかもストリーミングとかチャート上ではヒップホップの旋風がすごいのに、ラジオではPanic! At The DiscoやJonas Brothers、Shawn Mendesばかり流れてる(全員好きなので他意はないです)ってなったらやっぱ、若い人であればあるほど「このラジオ聴く価値ある?」みたいになる気もするんですけどね。
まぁこれも僕の数少ない外国人の交流から適当に今の状況を想像しているにすぎないので客観的かつ論理的な意見ではないと思うんですけど、全然見当違いなことを言っているわけじゃないと信じたいです~。
大統領選民主党候補が集めたお金
https://time.com/5619056/2020-presidential-candidates-fundraising/?xid=tcoshare#2a93b234-6878-4872-9312-40cdfa1d9d8b?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=social-share-article (TIME)てか候補者多すぎんか。
Nicki Minaj、サウジアラビアでのコンサートを降りる
https://time.com/5622868/nicki-minaj-pulls-out-saudi-arabia-concert/?utm_source=twitter.com&utm_campaign=time&utm_medium=socialflowtw&xid=time_socialflow_twitter (TIME)”あの”Nicki Minajが「数か月の間、熟考して」たどり着いた答えは、「女性の権利とLGBTQコミュニティー、表現の自由」へのサポートをはっきりさせるためにサウジアラビアでのコンサートをキャンセルすることでした。。。
1時間100円のコワーキングスペース
https://jp.techcrunch.com/2019/07/10/100yen-spacee/ (TechCrunch Japan)https://100yen.spacee.jp/ (Spacee)
まだ23点拠点なので使えなそうですが、いつかのためメモ。
サンリオが、EUの規則違反で罰金
https://www.apnews.com/7f5004fc23d74b5a80f37f7b619383bb?utm_campaign=SocialFlow&utm_source=Twitter&utm_medium=AP_Europe (AP News)販売事業者に対して、越境販売を制限したことで、いわゆる独占禁止法である「競争法」に引っかかってしまうようです。なんか言語や文化が違えば、地域によって適したものを売りたくなるのはサンリオらしい戦略と言えばらしいのですが。
https://blogos.com/article/390377/ (BLOGOS)
奈良の鹿たち、ビニール袋を食べて死ぬ
「あなた、自分がビニール袋みたいって感じたことある?」https://www.theguardian.com/world/2019/jul/10/japans-famous-nara-deer-dying-from-eating-plastic-bags?CMP=share_btn_tw (The Guardian)
https://www.bbc.com/japanese/48946416 (BBC News Japan)
3月以降に死んだ14頭のシカのうち9頭のお腹の中から大量のビニール袋が見つかったそうです。
そもそも奈良の鹿は怖いから近寄りたくないですね(突然なに)
Jay-Z、マリファナ企業Calivaとパートナーシップ契約
https://fnmnl.tv/2019/07/11/76677 (fnmnl)Calivaは、Yahooの元CEOのCarol Bartzなども投資しているスタートアップ会社なのだそうです。
https://techcrunch.com/2019/01/24/cannabis-caliva-75-million/ (TechCrunch Japan)
Apple、AR/VRヘッドセットの開発を一時的にストップとの噂
https://www.macrumors.com/2019/07/11/apple-ar-glasses-reportedly-terminated-digitimes/ (MacRumors)かねてから噂されているAppleによるARグラスの開発ですが、これまで2020年の始めにはARグラスを発表するだろうと言われていたのですが。
Apple の AR グラス開発チームが解散、一時中断したとの噂。— Masaki Ohno (@masarp) 2019年7月12日
軽量化、5G対応の技術対応を理由に、研究開発へ投資するみたい。5G の普及速度を考慮しても、2020年までに普及しないことを踏まえ、そこまで急務な開発じゃないという動きみたい。https://t.co/3ZiCZu5Bcbhttps://t.co/NjRiJ3HIiI
全体的にARの開発は時間がかかりそうですね。特にARクラウドで架空の位置空間の情報を把握したりとかが今のデータ転送速度など考えると、かなり難しいので本当に5Gの普及は重要みたいです。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1901/10/news104.html (ITmedia)
むしろ、5Gが一般的になればARやVRの開発も加速するのかもしれません。
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